学者
物事を常に中立の目で見ています。何に対しても、これはどうなってるのか?という知的関心を持ちやすいです。何かが起きても、少し離れて事態を分析するでしょう。多くの知識を集められる環境にいて、知識収集の冒険をしている時が幸せです。専門家を目指すことが多いです。
『学者』は回転軸のような存在で、他の役割の人たちは軸をぐるぐる回ります。『学者』は中立であり、異なる役割をよく調べて理解し、彼らが互いに話し合えるよう助けます。
知識や情報を自然に集めますが、広めたり教えたりするとは限りません。いつでも利用できるように保管はしておき、求めてくる人々に対して図書館のように情報を伝えます。
社会全体が新しい経験と知識をもてるように助力するので、原始社会ならシャーマンや呪術師のような立場です。
多種多様な転生をして知性・感情・肉体のレベルで知識を集めるので、転職が多かったり多趣味になりやすいです。
転生のサイクルが終わると、蓄えた情報や経験を宇宙の図書館に注ぎ込みます。蓄積した情報を忘れていることがあり、人に質問をされてはじめて思い出し、その知識を利用できるようになったりします。
おだやかで控えめな雰囲気をもち、感情が薄いように見えますが外に表現しないだけです。
どちらかというと物質的なことに興味を持ちますが、魂の老年期では自分の意識に興味を持って研究するかもしれません。
この役割は少なめで『賢者』と同じくらいの数がいます。
☆
セッションで出会った『学者』の人は落ち着いていて、じっくり話を聞いてくれる雰囲気でした。設計が専門で、ふだんは細かくないけれど、その分野だけは小さな違いも追求すると言ってました。
【陽極(+):知識】
理解力がある。中立的。観察する。現実的。好奇心が強い。論理的。他の役割が行なったことを記録する。
【陰極(-):理論】
空論。あいまい。理屈っぽい。孤独好き。引っ込み思案。感情に振り回されて非合理的に。理解してないのにわかった気になってごまかす。