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あれこれやった結果、心地よさを大事にして生きたいと思った

魂の年代

★魂のチャート、魂の経験の役割とは?についてはこちらから。

「魂のチャート」では5つの魂の年代があって、老年期までいくと一つのサイクル完了となり、仲間の元に戻るとしています。
各年代の性質や経験したいことを知ると、自分の方向性の参考になるかもしれません。

ちなみに私自身は老年期だと感じました。
物事を全体でとらえることが自然だったり、自己価値の問題についてやたら深く掘るので、ここまでやる必要ある?と自分でも思っていました。他にも独自性の追求とか。昔から魂が古そうと言われることが多かったこともあって、なるほどなーと思いました。

おそらく日本では幼児期~老年期に該当する人が多いのではないかと思います。

さらに、一つの年代が7つの段階に分かれています。(ここでは段階の詳細は書きません)
たとえばある時期の最終段階と、すぐ次の時期の第1段階はかぶっている部分があるので、そこの人は複雑な感じがするかもしれません。第7段階の人はどの期であろうと、人生はあまり苦労せず、くつろいで過ごせるそうです。

 

乳児期

『今ここを生きる。模倣。苦難を通して学ぶ』

自分の体以外はすべて他者だと感じる。未熟で生き延びることに必死。与えられた環境の中で生きるすべを学び、戦争や迫害と言った激しく生々しい経験をしやすい。

未熟なので個人的に名声を得たり有名にならない。どうしたら愛されるか?と悩んだり家族に愛情を持つなど、人間関係を築くのはまだ難しい。物事の良し悪しは他人から学ぶ。創造性を使うことは苦手なので、単純な仕事や物事を選ぶ。すべて生きるためにやっているとしか考えることができない。

【肯定的な面】
単純。素朴。純真。直感的。刹那的に生きる。疑わない。
【否定的な面】
動物的、無力。攻撃的。

 

幼児期

『文明の構造を作る。痛みを通して学ぶ』

2~4 歳の子供とほぼ同じで動き回って世界を探索する。外はまだ恐いので成熟した魂に導いてもらいたいと思っている。ルールを定めてくれる人、つまり両親のような大人によって何かしてもらったり、組織や規則や儀式などがあると安心する。

まだ人生を深く洞察できないため、自分の感じ方や考え方が心の問題を引き起こししていても気づかない。断固とした信念を持つ傾向があり、相いれない考え方に出会うと混乱したり敵意を抱く。単純がゆえの残忍さが出ることもあり、幼児期の人たちが権力を持つ国や組織は特に顕著。

【肯定的な面】
まじめ。社会や政治への関心が高い。家族思い。規則を作る。単純に考える。安心感を重視。
【否定的な面】
頑固。官僚主義。正しさを守るための攻撃。融通が利かない。理性より感情に基づいて行動。

 

若年期

『権力、名声、金銭に関心が高い。喪失を通して学ぶ』

5~13 歳くらいの子供と同じ。両親から離れて同世代の仲間を作り、外で自分の能力を試しながら年長者から指導や励ましを受けて冒険する。自分で人生を獲得することや独立に関心が深い。特に成功につながりそうなことを好んで行ない、そのための能力を得たり、財産や地位を手に入れる努力をする。他人の考えを承認するが基本的に競争心と対抗意識を持っている。自分や他人の行動の動機、行為について深く考えない。人間関係などの問題が起こると、一時的に誰かに助けてもらってしのごうとする。

肉体がすべてであり、自分自身と肉体の特徴を同じに見ていて体に意識が宿っているとは思わないので、死に対する恐怖が大きい。

【肯定的な面】
生産的。組織をより効果的に変える。進歩を促す。富を生む。人々を導く(導くことに喜びを感じる)。
【否定的な面】
競争的。物質主義すぎる。自分の行動の動機を考えられない。将来の展望がない目先のものを進める。自分は正しくて他人は間違っていると考える。

 

成人期

『感情の学び、人間関係。自己-カルマの取り組み。苦悩を通して学ぶ』

13~19 歳あるいは思春期と同じ。心の中よりも外へ向かう傾向。生存競争に勝って権力や富を手に入れても、どこか不安で物足りないと感じる。儲かっても死んだらそれまでという若年期の考えに疑いを持ち、「私は何者か?なぜここにいるのか?」と自分に問い、真理の探究をはじめる。霊的なものへ目覚め始め、最大のストレスを受ける段階。

他人の経験を自分のことのように感じられるようになり、人との境界線が薄れ、人間関係と感情の問題を深く学ぶことがテーマとなる。自分の経験や感情と、他人のそれとの境界を見定めること、共存すること、自分の役割を認識することが困難になりがち。個人的な関係の深まりを大事にする。

成人期の魂では他人の賛成をあまり期待せず、興味のあることを好きなだけ追求したいから放っておいてほしいと思うようになっていく。名声や地位よりも好きなことのために今までの評価や地位を捨てる傾向がある。自分がここまでやってきた内容に関心が向き始めるため、あれこれ考えて自己評価が低いことに悩みやすくなる。

【肯定的な面】
人間関係の重視。他人を気遣う。霊的な成長に心を開く。精神的なことに目を向ける。若年期と老年期の考え方に理解があってバランスがいい。
【否定的な面】
他人と自分を同一視する。感情的。ドラマチックな行動をする。「人から期待されているのはわかるが、期待に応えるべきか、やりたいことをやるべきかわからない」と悩み続ける。困難を引き起こして犠牲になる。

 

老年期

『日々の感情問題を超越する。人に教える才能。恐怖を通して学ぶ』

成人年齢に対応する。何かを教える年代であり、複雑な人間関係のテーマを終えて「この宇宙において私の存在理由は何だろう?」と考えはじめる。自分も他人も大きい全体的なものの一部だと考える。相手の中に自分と共通するものを見つけたり、他人との関りは自分自身との関りであると感じる。典型的な老年期の魂は個人主義でのんびりして、やりたくないことはあまりしない。地位や富に興味がなく怠け者に見えることがある。外で学ぶよりも独自の研究をする、または現場から学ぶ。

老年期と成人期は、どの年代よりも自己評価が低くて悩む傾向がある。老年期の魂は、人間経験の完了と人間としての自己価値の理解がテーマとなる。「無条件の自己受容と他者受容」が最大の学び。そのために自己評価の低さを解決することが不可欠である。自分を受け入れるには、寛大であることと自分を愛することがカギとなる。

老いた魂だからといって、円熟して人当たりがいい人になるとは限らない。わざわざ難しい性質に挑戦している場合、どの段階よりもつきあいにくい嫌味な人になることもある。

【肯定的な面】
気楽。思いやりがある。無害な変わり者。霊的な気づき。寛大。哲学的。鋭い知覚力。
【否定的な面】
引っ込み思案。気難しい性格(自己愛に関する問題)。貧乏。人と意見が合わないときは自分が間違っていると考える。怠け者。やる気がない。