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あれこれやった結果、心地よさを大事にして生きたいと思った

魂の目標

★魂のチャート、魂の経験のための役割とは?についてはこちらから。

目標とは、どんな動機で人生を生きるか?です。
魂は一つの役割を持った状態で、目標達成を目指します。達成するために人生にはさまざまな状況が作り出され、それに立ち向かうように仕向けられます。
目標と関係ないことを続けていると行き詰ったように感じ、欲求不満に陥るでしょう。目標に向けて行動する人は問題が起こらないわけではありませんが、全体的にうまくいっているように感じます。
人は、自分にしっくり来ている事についてなら、あまり問題を問題と感じません。つらくて大変なことばかりだと思うなら、それは目標と違う道なのかもしれません。

効果的な目標への取り組み方は、できるだけ陽極にいて生きることです。あえて陰極にいて経験をしたいのでなければ不快になるだけです。


役割と同じく、目標も1つをのぞいて2つが対になっています。
「再評価」⇔「成長」
「識別」⇔「受容」
「服従」⇔「支配」
「停滞」

対になる目標は、人生での状況によって反対の目標へ移動します。たとえば「成長」の人が休みたいと感じた時、目標は「成長」から「再評価」に移ります。「再評価」の人が進歩したいと思ったら「成長」に移る、といった具合です。

解説を読むと、自分はこれをやりがちだとか、好んで選んでいると思う目標があると思います。自分の目標を見つけてみて下さい。
解説文にある陽極と陰極は、陽極が目標に素直にトライしている状態と考えてください。陰極はうまくないやり方で目標を進めているのでいずれ行き詰まります。

 

「再評価」と「成長」

【再評価】
今回の人生では隠れたテーマがあるのでは?と感じ、それを何年も考えます。あるいは人生で選択肢が少なかったり、取り組むことが少ないと感じているかもしれません。

過去世での経験を結びつけたり、じっくり振り返ることが今回の人生に組み込まれているので、多くの転生の中で休憩期間になっていることがあります。人によっては、活動を制限して振り返りの時間を増やすために体の障害をもって生まれることもあります。健康な人の場合は、多くのことに取り組むのではなくて、一つか二つの問題に集中していることが多いです。

陽極で生きるなら、多くのことが単純になり、自身の内面や問題の調査に時間を使います。難しい問題が起こらないと比較的単調な人生を送ります。
陰極で生きるなら、人生からすっかり身を引き、隠れた生活をしているでしょう。

【成長】
学び、新しいことを経験したいと考えます。自分の成長に役立つと思うことなら何でもやり、役に立たなかったと気づいても、また役立ちそうなことを見つけて取り組むバイタリティをあります。好きだったり面白そうならやってみようとし、成功はその結果に過ぎないと考えます。自分の経験や考えを人に話したがり、他人より自分に興味がある人が多いです。

陽極で生きるなら、発展や進化を望みます。失敗しても立ち上がって挑戦します。
陰極で生きるなら、衝動的な行動をとりがちで、他人の要求がわからず、無知で無力と思われることを恐れます。よく迷いますが、それは決断をしたらどうなるかを知りたくないので逃げているだけです。どうすれば解決するかわかっているけれど、解決方法が気に入らないので決断を避けるのです。

 

「識別」と「受容」

【識別】
最善の経験をする人生を実現することが目標です。そのため、日常で常に最善のものを識別して生きようとします。他人から見るとクセがあってやっかいな人に見えますが、本人は気に入っていることが多いです。この目標を選ぶことは一種の挑戦であり、若い魂が目指しやすい傾向です。

陽極で生きるなら、どんな服を着て、誰を友人にして、どんな仕事に就くかなど多くのことに強いこだわりを持ち、完璧で垢抜けていて優雅な人生を作ろうと努力します。結果、洞察力が深まって選ぶ目が磨かれ、多くの中から良いものを見つける力が養われるでしょう。
陰極で生きるなら、他人や他人の経験を偏見の目で見て拒絶します。良いものを選ぼうとする陽極と違って人付き合いができなくなり、怒りっぽく気難しくなります。援助の手を素直に受け入れられないでしょう。評論や批判が必要な仕事には向いています。

【受容】
人生で起こるできごとを受け入れようとし、自分も他人から受け入れられることを重視します。愛想が良くてノーと言うことが苦手です。あらゆる拒絶に対して傷つきやすく、自己主張が苦手です。

陽極で生きるなら、自分も相手も愛し受け入れ、利他的で友好的になります。成人期や老年期の魂が目指しやすい目標です。
陰極で生きるなら、自分の考えを曲げても人を喜ばせようとしますが、本心を言わないことで相手をイラつかせて嫌われることもあります。気に入られそうな行動をとり続けることで疲れ果て、ありのままの自分は評価されないと感じて腹を立てるようになります。

 

「服従」と「支配」

【服従】
ここでの服従とは理想や状況、人に奉仕するという意味です。仕事や家庭、理想のために身を捧げている人が多いでしょう。この目標を持つ人は自分の欲求より他人の欲求を優先にして考えがちです。困難に向かって突き進み、問題に立ち向かう「支配」の人たちの生き方が好きで、彼らの縁の下の力持ちとなって支える傾向です。

陽極で生きる場合は、家族を養ったり仕事のために努力するような献身によって満足感を得ます。誠実でひたむきです。
陰極で生きる場合は、自分が束縛されて犠牲になっていると感じます。依存的でもあります。指導力を身につけると自分の人生に責任を持ち、やりたいことを見つけて集中できるようになり、陽極の生き方へ移ることができます。

【支配】
家庭、職場、社会などどんな環境でもトップに立ち、責任を持つ傾向があります。人々をリードしている時に充実感を得ます。支配の仕方はいろいろで、沈黙で支配する人もいるし、説得して人を従わせる人、言うことを聞かないと死ぬぞと脅すことで従わせる人もいます。その場のボスになると、この目標の人はイキイキしてやるべきことをします。

陽極で生きる人は他人の模範となり、可能性を示して人を導きます。指導力、決断力があり、成功を確信した態度をとります。
陰極で生きる人は自分がしてほしいことを強制的にやらせようとします。強い者が独り占めして当たり前と考えます。あつかましく、要求が高い。

 

「停滞」

努力せずに楽な人生を過ごして休憩することが目標です。過去にたくさんの人生を生きてきた人で、今回の人生では世界の美しさを堪能して元気を取り戻したいと願っています。特徴の一つとしては人生が単調であり、何でもなんとなくうまくいくので必死で働く必要がなく、裕福な家に生まれたり才能を生かして高収入を得ることがよくあります。はたから見て怠け者と思われやすいです。物事を型にはめようとせずに起こるままに受け入れ、必要なものは世界が与えてくれると感じているようです。

陽極で生きると、一生のうちにさまざまなことを難なくこなし、なりゆきに任せていればうまくいくと考えます。
陰極で生きると、しばしば必要以上の努力をしてしまいます。陰極から抜け出すにはいったん引き下がり、人生を成り行きに任せることです。